ドッグサプリの原材料

愛犬が食物アレルギーを引き起こす食べ物は、ドッグフードに多く利用されています。

したがって、ドッグフードを変えても同じ原材料が含まれていればアレルギー反応が出るリスクは高まります。

■代表的なアレルギーがでやすい食物

また、食物アレルギーと似たような症状として食物不耐性があります。食物不耐性はアレルギーよりも急性であることが多く、ドッグフードを変えた途端に体調がおかしくなった場合などが考えられます。

代表的な例としては、牛乳などに含まれているラクトース（乳糖）を分解するラクターゼを十分に持っていないため嘔吐や下痢の症状を引き起こします。

牛肉、豚肉、鶏肉など慣れ親しんできた食材は、愛犬の身体がすでにアレルゲンと認識してしまっているので、ナマズや七面鳥などの新奇タンパク質を与えるとアレルギーの症状が落ち着くと言われています。

また、ナチュラルフードなど新鮮で安心な食材や、人間が食べられるヒューマングレードの原料を使用したドッグフードは、原材料に含まれている有害物質が少ないのでアレルギー反応が落ち着くとも言われています。

また、消化吸収の良いラム肉、鹿肉、馬鈴薯、やぎミルクなどは低アレルゲン性の高い食材として注目されています。

食物アレルギーの改善策は、まずアレルゲンなどが何であるか特定することが大切です。

動物病院でもアレルゲン検査を実施しているので原因食材を特定することは可能です。

そして、アレルゲンを特定したならば、該当する原料が含まれていないドッグフードに切り替えます。

現在では、食物アレルギーの愛犬のための低アレルギー性ドッグフードがたくさん販売されています。これは、栄養バランスもしっかり考慮されているので利用していくと良いでしょう。